はじめて働く人へ
「年齢不問」と年齢制限のルール
ひとことで言うと
求人を出すとき、年齢で応募を制限することは、法律で原則できません。ただし、例外もあります。
原則
働く人の能力を見て、年齢に関わりなく公平にチャンスを与えるため、募集や採用のときに、年齢で制限することは原則として禁止されています。
そのため、求人は「年齢不問」と書くか、年齢の制限を書かないのがふつうです。
例外
法律で年齢が決まっている仕事(たとえば、18歳になる前の人が、夜に働けない場合)などは、例外です。
ほかにも、長く働いてキャリアをつくってもらうために、期間の定めのない契約で、経験を問わず若い人を募集する場合や、60歳以上の人に限って募集する場合など、決められた例外があります。
例外として年齢に制限をつけるときは、その理由を応募する人に示すことになっています。求人に「〇歳まで」と書かれているときは、理由が書かれているかも、確認してみましょう。
求人で年齢の条件を見かけたら
求人に「〇歳まで」「〇歳以下」といった条件があるときは、なぜその条件があるのか、理由が書かれているかを見ます。理由が書かれていないときは、応募の前に問い合わせてみて大丈夫です。
「若い人が活躍中」「20代中心の職場」のような書きかたは、年齢の制限ではなく、職場の様子の説明です。ただ、どのような意味かは、求人によってちがうので、応募の前に確認しましょう。
高校生・学生が知っておきたいこと
18歳になる前は、年齢の条件とは別に、夜10時から朝5時までは働けないなどの決まりがあります。求人が「年齢不問」でも、この決まりは変わりません。
学生でも、働ける日や時間が限られる場合は、応募のときに正直に伝えます。「年齢不問」の求人でも、実際の採用は、働ける曜日・時間・期間などで決まることがあります。
自分の年齢で応募できるのか分からないときは、会社に直接聞くか、ハローワークの窓口に相談してみましょう。
よくある疑問
- Q. 「年齢不問」と書いてあれば、誰でも採用されますか。
- 年齢を理由に断られることはありませんが、採用は仕事の内容や、働ける時間などによって決まります。年齢不問は「年齢で差をつけない」という意味で、必ず採用される意味ではありません。
- Q. 年齢を理由に断られたと感じたときは。
- まず、断られた理由を、落ち着いて確かめてみます。年齢制限の理由が説明されないときは、ハローワークや労働局の窓口に相談できます。ひとりで悩まずに、相談してみましょう。
- Q. 応募するときに、年齢を書く必要はありますか。
- 履歴書には、生年月日や年齢を書く欄が、ふつうあります。仕事に必要な範囲で聞かれるものなので、書いて大丈夫です。ただ、それ以外の個人的なことを聞かれたときは、無理に答えなくて構いません。
求人を見るときのポイント
- 年齢制限がある場合は、理由が説明されているか見る。
- 年齢のことで不安があるときは、ハローワークに相談できる。
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