はじめて働く人へ
求人の見かた(未経験歓迎・学歴不問・試用期間)
ひとことで言うと
求人には、いろいろな言葉が並びます。「未経験歓迎」は、はじめてでも大丈夫という意味。気になる言葉は、この図鑑で意味を調べてみましょう。
よく出ることば
未経験歓迎:その仕事をしたことがなくても応募できます。研修や先輩のサポートがあるかも、あわせて見ます。
学歴不問:学校の種類や、卒業したかどうかを、選ぶ条件にしないという意味です。
試用期間:本採用の前の「おためし期間」で、多くは3〜6か月です。給料や条件が、本採用とちがうことがあるので、求人や面接で確認します。
面接で聞いていいこと
休みの取りやすさ、平均の残業時間、研修の内容、1日の流れ、給料のくわしい内訳などは、聞いて大丈夫です。聞くことで、その会社の考えかたが分かります。
求人に書いてある内容は、会社が作ったものです。書かれていないことや、気になる点は、応募の前に会社へ確認しましょう。
給料の書きかたを読み解く
「月給20万円〜30万円」のように幅がある書きかたは、いちばん高い金額がすぐにもらえるとはかぎりません。経験や資格でどう決まるのか、面接で聞いておきましょう。
「固定残業代を含む」と書いてあるときは、決まった時間分の残業代があらかじめ入っているという意味です。何時間分で、いくらなのか、その時間をこえたら追加で払われるのかを、確認します。
「各種手当あり」だけでは、何がもらえるか分かりません。手当の名前と金額の条件(通勤・家族・資格など)を、書面でたしかめられると安心です。
あいまいな言葉に気をつけよう
「アットホームな職場」「やる気次第」「やりがいのある仕事」といった言葉は、気持ちを伝える言葉で、条件を表す言葉ではありません。休みの日数・時間・給料など、数字で分かる情報も、あわせて見ます。
「経験者優遇」は、経験がある人のほうが有利になるかもしれない、という意味です。応募できないという意味ではないので、経験がなくても、気になる仕事は問い合わせてみて大丈夫です。
よくある疑問
- Q. 求人の内容と、面接で聞いた話がちがったらどうしますか。
- その場で決めずに、求人の内容を記録しておき、ちがう点をていねいに質問します。納得できる説明がないときは、応募を見送る選択もあります。働きはじめたあとに気づいたときは、相談窓口を使いましょう。
- Q. 求人に給料が書いていないときは。
- 応募する前に、給料の目安や、どうやって決まるかを問い合わせて大丈夫です。聞いても答えてもらえないときは、その会社が自分に合うかどうか、ほかの求人と見くらべて考えるのもひとつの方法です。
- Q. 同じ仕事なのに、求人ごとに書いてあることがちがうのはなぜですか。
- 会社によって、仕事の範囲や勤務地、雇い方(正社員・パートなど)がちがうからです。同じ名前の仕事でも、内容がちがうことがあるので、言葉だけでなく、仕事の内容の説明を読みくらべましょう。
求人を見るときのポイント
- 分からない言葉は、この図鑑で調べる。
- 書いていないこと・あいまいなことは、応募の前に聞く。
- 「あやしいな」と思ったら、いったん保留して、家族や先生に相談する。
あわせて読みたい
法律や制度は変わることがあります。2026年9月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。