お金のことば
時給・日給・月給・年収のちがい
ひとことで言うと
時給は1時間あたり、日給は1日あたり、月給は1か月あたりのお金。年収は1年の合計です。数字の大きさだけでは比べられません。
ちがいと見くらべかた
アルバイトは時給が多く、正社員は月給が多いです。時給1,100円で週20時間働くと、1か月でおよそ9万円(1,100円×20時間×4週)です。
月給を時給に直すには、ざっくり「月給 ÷ 160〜170時間」で計算できます(休みが多い会社ほど、1か月の働く時間は短くなります)。月給20万円は、時給で1,200円前後の考えかたです。
「手取り」と「額面」
求人に書いてあるのは、税金や保険料を引く前の金額(額面)です。実際にもらうお金(手取り)は、正社員では額面の8割ほどになることが多いです。
交通費は、給料に入っているか、別で出るかも確かめましょう。
時給と月給を比べる計算例
たとえば、時給1,100円で1日5時間、週4日働くと、1週間で22,000円になります。1か月を4週間と考えると、およそ88,000円です。祝日や休みの週があると、実際はもう少し変わります。
月給の求人は、1か月の働く時間で割ると、時給にするとどのくらいかが分かります。たとえば月給20万円で、1か月の所定労働時間が160時間なら、1時間あたりは1,250円です。
時給と月給を比べるときは、同じ条件にそろえるのがコツです。交通費や手当、賞与が入っているかどうかで、見た目の金額は変わります。
日給・年収の見かた
日給は、1日働くといくらもらえるかという決めかたです。1日の働く時間が短い日でも、決まった額が出るか、その日数分の時給になるかは、会社によってちがいます。
年収は、1年間にもらうお金の合計です。賞与が入っているかどうかで、月給のわりに年収が大きく変わります。「年収300万円」と書いてあるときは、賞与や手当を何か月分と考えているのかも確かめましょう。
よくある疑問
- Q. 時給と月給、どちらが得ですか?
- どちらが得とは言えません。働く時間や休みの数で変わるからです。時給は働いた時間ぶん、月給は毎月ほぼ同じ額が入ります。月給を時間で割って、時給にすると比べられます。
- Q. 時給に幅があるのはなぜですか?
- 経験や仕事の内容、働く時間帯で金額が変わるからです。「時給1,050〜1,300円」なら、何をすると上がるのか、自分はどのくらいから始まるのかを、応募前に聞いておきましょう。
- Q. 求人に書いてある金額は、そのままもらえますか?
- ふつうは税金や保険料が引かれる前の金額(額面)なので、そのままはもらえません。交通費や手当が別か込みかも、あわせて確認すると、実際にもらえるお金が分かりやすくなります。
求人を見るときのポイント
- 時給・月給に、固定残業代や手当が入っていないか。
- 「〜」の範囲(例:時給1,050〜1,300円)は、何をすると上がるのかを聞く。
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