時間と場所のことば
働く時間と残業(固定残業代)
ひとことで言うと
ふつうは1日8時間、1週間で40時間まで。それをこえて働くのが「残業」です。「固定残業代」は、毎月の給料に、はじめから残業の分が入っているというしくみです。
残業と割増
残業をすると、ふつうの時給より高くなります(25%以上の割増)。1か月に60時間をこえた分は、50%以上の割増です。夜10時から朝5時までは深夜の割増(25%以上)もつきます。
固定残業代(みなし残業)
「月給25万円(固定残業代3万円・20時間分を含む)」のように書かれます。この場合、20時間まで残業しても、追加のお金は出ません。
20時間をこえたら、こえた分の残業代を別にもらえます。求人には、何時間分・いくらかが書いてあるはずです。書いていないときは、面接で確認しましょう。
残業代の計算のしかた
残業代は、「1時間あたりの賃金」に割増率をかけて計算します。たとえば時給1,200円なら、25%割増で1時間1,500円です。月給の場合は、月給を月の所定労働時間で割って、1時間あたりの賃金を出します。
残業をする前に、会社の許可や申請が必要な職場もあります。ルールが分からないときは、上司に聞いてから残業しましょう。
残業について確かめること
求人票の「残業」の欄を確認しましょう。「月平均10時間程度」のように、目安が書いてある場合もあります。書いていないときは、面接で聞いてみましょう。
残業がないと書いてあっても、忙しい時期には残業になることがあります。そのときも、時間に応じて残業代がもらえるのが原則です。給料明細に、残業の時間と金額が載っているかも確認するとよいです。
よくある疑問
- Q. 残業は、ことわれますか?
- 会社と労働者の間で、残業についてあらかじめ決まりがあり、その範囲で頼まれることがあります。体調や事情があるときは、早めに相談しましょう。
- Q. 固定残業代の時間をこえたら、どうなりますか?
- こえた分の残業代は、追加で払われるのが決まりです。給料明細で、残業時間や金額を確認し、分からなければ会社に聞いてください。
- Q. 18歳未満でも残業できますか?
- 18歳未満の人は、原則として、1日8時間・週40時間をこえて働かせてはいけない決まりがあります。夜10時から朝5時の深夜も、原則働けません。
求人を見るときのポイント
- 月給に「固定残業代」が入っているか。入っていれば何時間分・いくらか。
- 月給から引いて、基本の給料がいくらなのかを見る。
- 平均の残業時間を聞いてもよい。
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法律や制度は変わることがあります。2026年9月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。