働きかたのちがい
残業は月何時間まで?20時間・45時間・80時間の目安
ひとことで言うと
残業には、法律で上限があります。ふつうは月45時間まで。月20時間は1日1時間ほど、80時間は体をこわす危険がある長さです。
残業の上限
法律では、残業(時間外労働)は、原則として「月45時間・年360時間まで」と決まっています。
ただし、会社と働く人の代表が特別な約束(特別条項)をしていると、忙しい時期は、これをこえることもあります。それでも、年720時間まで、月100時間未満(休日の出勤を含む)、2〜6か月の平均で月80時間以内、という上限があります。
時間のイメージ
月20時間は、1か月に20日働くとして、1日あたり1時間の残業です。夕方に少し延びる、というくらいです。
月45時間は、1日あたり約2時間15分です。毎日、帰りが夜になるくらいの長さです。
月80時間は、1日あたり約4時間です。体や心をこわす危険が高くなる目安で、「過労死ライン」と呼ばれています。
残業代はいくら?
残業代は、1時間の給料(時給)に、25%以上を上乗せした金額です。月に60時間をこえた分は、50%以上です。夜10時から朝5時までは、さらに25%以上、休日の出勤は35%以上が加わります。
たとえば月給20万円(年間休日120日・1日8時間)の人は、時給にすると約1,224円。残業の時給は約1,530円で、月20時間なら約3万1千円、45時間なら約6万9千円になります。
よくある疑問
- Q. 残業が月45時間をこえたら、違法ですか?
- 会社と働く人の代表が、特別な約束(特別条項)をしていれば、年6回までは月45時間をこえることができます。約束がないのに、こえているなら違法です。
- Q. 「みなし残業」や「固定残業代」のときも、残業代はもらえますか?
- あらかじめ決めた時間までの分は、月給にふくまれています。それをこえた分は、別に払ってもらえます。くわしくは「固定残業代」の記事を見てください。
- Q. 残業のことは、どこで相談できますか?
- まず会社の担当者に。解決しないときは、労働基準監督署や、長崎労働局の相談窓口に相談できます。
求人を見るときのポイント
- 残業は原則、月45時間・年360時間まで。
- 月20時間は1日1時間、45時間は1日約2時間15分、80時間は1日約4時間。
- 残業代は、時給の25%増し以上(60時間をこえた分は50%増し以上)。
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次にできること
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- 時給・月給の計算ツール 最低賃金より下になっていないか、確かめられます。
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法律や制度は変わることがあります。2026年10月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。