保険と安心のことば
社会保険ってなに?(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
ひとことで言うと
病気やけが、失業、老後のときに助けてくれる、みんなで支えるしくみ。会社が半分払ってくれるので、自分だけで入るより安くなります。
4つのしくみ
健康保険:病院に行ったとき、かかったお金の一部(ふつうは3割)だけ払えばいいようにしてくれます。
厚生年金:年をとったとき、けがや病気で働けなくなったときにもらえる年金です。
雇用保険:仕事をやめたり、なくなったときに、次の仕事が見つかるまでお金の支えになります。
労災保険:仕事中や通勤中のけが・病気のときに使います。アルバイトも、働く人みんなが対象で、保険料は会社が払います。
入れる条件
健康保険・厚生年金・雇用保険は、働く時間や日数、会社の大きさなどで入れるかが決まります。たとえば雇用保険は、週20時間以上・31日以上の雇用見込みなどが目安です(学生は原則対象外)。パート・アルバイトが厚生年金・健康保険に入れる条件(週20時間以上など)は、国の決定で少しずつ広がっていく予定で、会社の大きさの条件も2035年までに段階的になくなります。制度は変わることがあるので、最新の情報は年金事務所やハローワークで確認してください。
「社会保険完備」は、これらに加入できるという意味です。「条件により加入」は、働き方によって入れる場合があります。ご自身で国民健康保険・国民年金に入る場合は、保険料を自分で払います。
給料明細で確かめよう
社会保険に入ると、給料明細に、「健康保険料」「厚生年金保険料」「雇用保険料」などの項目が出て、給料から引かれます。会社は、同じ金額か、それ以上を払ってくれています。労災保険の保険料は、働く人には引かれません。
入っているはずなのに、明細にこれらが出ていない場合は、会社に確認してみましょう。加入の手続きは、会社が行います。
国の保険に入る場合
会社の社会保険に入れないときは、自分で、国民健康保険と国民年金に入ります。保険料は自分で払います。大学生などの学生も、20歳になると、国民年金に入る決まりです。
家族が会社の健康保険に入っていると、その家族の「被扶養者」として、自分の保険料を払わずにすむことがあります。ただし、収入の条件があるので、扶養の範囲を超えないかも確認しましょう。
どの保険に入るかで、病気やけがのとき、将来もらえる年金が変わります。分からないときは、会社の担当者、市区町村の窓口、年金事務所などで聞いてみましょう。
よくある疑問
- Q. 社会保険に入ると、手取りは減りますか?
- 保険料が給料から引かれるので、手取りは減ります。そのかわり、病気やけがのとき、老後などの保障が手厚くなります。減る金額と保障を、両方あわせて考えましょう。
- Q. 入りたくない場合は、断れますか?
- 加入の条件を満たしている場合は、会社も本人も、加入しなければならない決まりです。断ることはできません。条件を満たすかどうかは、会社に確認しましょう。
- Q. 学生アルバイトの場合は、どうなりますか?
- 学生は、雇用保険には原則入れません。健康保険や年金は、働く時間などの条件で決まります。くわしくは、会社や学校、保護者の保険の窓口で確認してください。
求人を見るときのポイント
- 「完備」か「条件により」か、記載がないか。
- アルバイトでも入れるか、入れる条件(週の時間など)は?
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法律や制度は変わることがあります。2026年9月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。