卒業後の道
子どもの進路の話の切り出し方とは?保護者の方へ
ひとことで言うと
進路の話は、決めさせる場ではなく、一緒に考える場にすると進みやすくなります。まず聞くこと、結論をいそがないこと、お金のことも隠さないことが、ポイントです。
話を始めるきっかけ
「進路どうするの?」と正面から聞くと、子どもが身がまえてしまうことがあります。食事の後や、車での移動中など、肩の力が抜けるときに、軽く話題にしてみましょう。
「最近、気になっていることはある?」「好きな教科は何?」のように、進路そのものではなく、子どもの興味から聞くのがおすすめです。ニュースや、身近な人の仕事の話から、始める方法もあります。
話すときに心がけたいこと
まず、子どもの話を最後まで聞きましょう。ここで、「それは無理」「安定した仕事のほうがいい」と、すぐに答えを出さないことが大切です。気持ちを受けとめてから、考えを伝えます。
子どもが決められないときは、答えを急がせずに、「いっしょに調べてみよう」と声をかけます。オープンキャンパスや、職場見学に、いっしょに行ってみるのも役に立ちます。
お金のことは、隠さずに話しましょう。「学費はこれくらい用意できる」「ここから先は奨学金を考えたい」と、数字をまじえて話すと、子どもも現実的に考えられます。奨学金は、借りる子ども自身が返すものなので、本人にも説明が必要です。
学校や周りの力を借りる
学校には、進路指導の先生がいます。進学と就職の流れや、これまでの卒業生の進路も知っているので、三者面談のときに、聞いておくとよいです。
県内に残るか、県外に出るかは、家族にとっても大きな話題です。親の気持ちはあってよいですが、決めるのは子ども自身、という姿勢で、話し合えるとよいです。
話し合いが難しいときは、第三者(先生、親戚、その仕事をしている人)に、話を聞いてもらうと、子どもが気持ちを言葉にしやすくなります。
よくある疑問
- Q. 子どもが何も話してくれません。
- 無理に聞き出さなくても大丈夫です。いっしょに見学に行く、興味のある仕事の動画を見る、といった「いっしょにする時間」から、少しずつ話が出てくることがあります。
- Q. 子どもの希望が、親の考えとちがいます。
- まず、なぜそう思うのかを聞いてみましょう。そのうえで、心配なことを「心配」として伝え、いっしょに調べてみます。決めるのは子ども自身、と伝えておくと、話しやすくなります。
- Q. 県外に出ることを、考えていないのですが…
- 進学や就職で県外に出る人は多く、のちに長崎に戻ってくる人もいます。費用や連絡のとりかたなど、不安なことを話し合いながら、本人の気持ちを聞いてみてください。
求人を見るときのポイント
- 進路そのものより、子どもの興味や好きなことから聞く。
- 最後まで聞いて、すぐに答えを決めつけない。
- 学費や奨学金など、お金の話も、具体的に話す。
- 学校の先生や、見学・体験の力を借りる。
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法律や制度は変わることがあります。2026年10月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。