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船の電気の仕事(船舶電装)とは?資格・仕事内容・長崎での働き方
ひとことで言うと
大きな船の中に、電気の線や機械を取りつける仕事です。造船のまちの長崎で、未経験から資格を取って働く人もいます。
どんな仕事?
船には、明かり、エンジンのまわりの機械、空調、通信の機械など、たくさんの電気の設備があります。船舶電装(せんぱくでんそう)は、これらの配線をしたり、器具を取りつけたり、動くか試したりする仕事です。
新しい船をつくる造船所の中や、船が入る港で、船の中に入って仕事をします。せまい場所や、高い場所での作業もあります。
一日の流れ(例)
朝、その日の作業の打ち合わせと安全確認をして、図面を見ながら、配線や器具の取りつけをします。昼のあいだは、チームで分かれて作業を進め、夕方に片づけて、記録をつけて終わります。
船の完成が近づくと、試験や調整が増えて、忙しくなることがあります。残業や休日の出勤の多さは、会社によってちがうので、確認しましょう。
必要な資格
船の電気工事には、「船舶電装士」という資格があります。日本船舶電装協会が出している資格で、500ボルト未満の電気工事を、工事のしかたや試験もふくめて、きちんとできる人の証明です。受けるには、決められた講習を受けたり、仕事の経験を積んだりする必要があります。
あわせて、陸の電気工事で使う「電気工事士」の資格も役に立ちます。未経験で入って、会社の費用でこれらの資格を取れる職場もあります。入る前に、資格の支援があるか聞いておきましょう。
給料の目安
給料は、会社や、持っている資格、経験の年数で変わります。資格を取ると、資格手当がつく会社もあります。
求人を見るときは、基本給と、資格手当・残業代がどう決まっているかを、あわせて確認しましょう。
長崎での働き方
長崎は、明治のころから造船がさかんで、いまも造船所や、船にかかわる会社が県内にあります。船の電気工事をする会社もあり、県内で、この仕事の求人が見つかることがあります。
ただし、仕事は、造船所の工程や、船の注文の数にえいきょうされます。長く働ける会社かどうかも、会社の話を聞いて、判断しましょう。
向いている人・安全のこと
ものづくりが好きな人、細かい作業をていねいにできる人、チームで進めるのが苦でない人に向いています。
電気は、感電やけがのおそれがあり、船の中は、せまくて暗いところもあります。安全の教育や、保護具(ヘルメット・手ぶくろなど)がきちんとそろっているか、確認しましょう。
よくある疑問
- Q. 電気の勉強をしていなくても、なれますか?
- 未経験から入って、先輩に教わりながら、資格を取る人もいます。「未経験歓迎」「資格取得支援あり」と書いてある求人を選ぶと、始めやすいです。
- Q. 船舶電装士の資格は、電気工事士とちがうのですか?
- ちがいます。電気工事士は、陸の建物の電気工事の資格で、船舶電装士は、船の電気工事の資格です。両方を持つと、仕事の幅が広がります。
求人を見るときのポイント
- 未経験でも入れるか、資格(船舶電装士・電気工事士)の費用を助けてくれるか聞く。
- 勤務時間(日勤のみか)と、残業・休日出勤の多さを確認する。
- 造船所の中で働くのか、船や港に出向くのかを聞く。
- 安全教育と、保護具の用意があるかを確かめる。
あわせて読みたい
次にできること
- 長崎の会社をさがす 仕事の中身や働く人の様子を、会社ごとに読めます。
- 時給・月給の計算ツール 最低賃金より下になっていないか、確かめられます。
- 学校・保護者の方へ 進路の相談や授業で使える案内です。
- 載せてほしい会社を教える 知っている会社やお店があれば、お知らせください。
法律や制度は変わることがあります。2026年10月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。