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造船の仕事(溶接・組み立て)とは?資格・仕事内容・長崎での働き方
ひとことで言うと
鉄の板を切って、つなぎ合わせ、大きな船の形にしていく仕事です。溶接や組み立ては、会社で教えてもらいながら覚える人が多いです。
どんな仕事?
造船所では、たくさんの人が、役割を分けて、ひとつの船をつくります。鉄の板を切る「切断」、板を曲げる、板をつなぎ合わせる「溶接(ようせつ)」、部品を組み立てる「組み立て」、さびを防ぐ「塗装(とそう)」、大きな部品を動かす「クレーン」、図面を書く「設計」などです。
とくに「溶接」は、船づくりの中心となる仕事です。火花を出しながら、金属と金属をつなぎ合わせます。
一日の流れ(例)
朝、その日の作業と、危ない場所の確認をします。そのあと、決められた場所で、溶接や組み立てをし、昼休みをはさんで、夕方まで続けます。
船の大きな部品を、クレーンでつり上げたり、船の中に入って作業をしたりします。高い場所や、屋外での作業もあるので、天気や季節のえいきょうも受けます。
必要な資格と講習
溶接は、はじめに安全のための講習を受けます。電気を使う「アーク溶接」は、「アーク溶接等の特別教育」(学科と実技を合わせて約21時間)を受けるのが決まりです。試験はなく、決められた時間を受ければ修了します。ガスを使う溶接には「ガス溶接技能講習」があります。
大きな荷物を運ぶときは、「玉掛け(たまがけ)技能講習」や「小型移動式クレーン運転技能講習」などが必要です。溶接の腕前を証明する資格もあり、取ると、仕事の幅が広がります。
これらの講習は、会社が費用を出してくれることもあります。未経験で入った人が、働きながら少しずつ取っていく例が多いです。
給料の目安
給料は、会社や、持っている資格、経験の長さで変わります。夜に働く時間や、休日に働いた分の手当がつくことがあります。
求人の「月給」に、残業代がふくまれているのか、手当がいくらつくのかを、確かめておきましょう。
長崎での働き方
長崎は、明治のころから造船で知られ、いまも、長崎市や西海市などに、造船所や、船の部品をつくる会社があります。
造船所の本体で働く場合と、協力会社(造船所から仕事を受ける会社)で働く場合があります。どちらで働くのか、求人でよく確かめてください。
向いている人・安全のこと
ものづくりが好きな人、集中して、ていねいに仕事ができる人、体を動かすのが好きな人に向いています。
溶接は、火花や強い光、熱、ガスがあり、船の中は、せまく、高い場所もあります。ヘルメット、保護めがね、マスク、手ぶくろなどの保護具がそろっているか、安全の教育があるかを、確認しましょう。
よくある疑問
- Q. 溶接の経験がなくても、始められますか?
- 始められます。はじめに特別教育を受け、先輩の指導のもとで、練習してから現場に出る会社が多いです。
- Q. 女性でも働けますか?
- 設計、検査、事務、塗装などのほか、溶接や組み立てで働く女性もいます。更衣室など設備が整っているか、会社に聞いてみましょう。
求人を見るときのポイント
- 未経験でも入れるか、溶接やクレーンの講習の費用を助けてくれるか聞く。
- 造船所本体か、協力会社かを確認する。
- 勤務時間(日勤のみか交替制か)と、残業・休日出勤の多さを聞く。
- 高所作業や屋外作業の割合と、保護具・安全教育があるかを確かめる。
あわせて読みたい
次にできること
- 長崎の会社をさがす 仕事の中身や働く人の様子を、会社ごとに読めます。
- 時給・月給の計算ツール 最低賃金より下になっていないか、確かめられます。
- 学校・保護者の方へ 進路の相談や授業で使える案内です。
- 載せてほしい会社を教える 知っている会社やお店があれば、お知らせください。
法律や制度は変わることがあります。2026年10月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。