お金のことば
昇給・昇格・ベースアップのちがい
ひとことで言うと
給料が上がる理由は、いくつかあります。経験や成績で上がるのが「昇給」、会社の全員が上がるのが「ベースアップ」です。
ことばの意味
昇給(しょうきゅう):働いた年数や、仕事ぶりの評価に合わせて、一人ひとりの給料が上がること。「年に1回」など、決まった時期にある会社が多いです。
ベースアップ(ベア):会社の給料の基準そのものを引き上げること。社員全員の給料が上がります。
昇格・昇進(しょうかく・しょうしん):役職や等級が上がること。責任のある仕事になり、給料も上がることが多いです。
「昇給あり」を見るとき
「昇給あり」と書いてあっても、実際にいくら上がるかは会社によってちがいます。前の年に、どのくらい上がった人がいたかを聞くと、イメージしやすくなります。
アルバイトでも、経験に応じて時給が上がる会社があります。
昇給の決まりかたの例
昇給の決めかたは、会社によってさまざまです。年齢や勤続年数で決まる会社、評価(仕事ぶり)で決まる会社、両方を組み合わせる会社があります。決まりかたを知ると、自分で目標が立てやすくなります。
給料の基準を表にした「給料表」を持つ会社では、等級や年数に応じて、給料の目安を見られます。こうした表があるか、聞いてみるのもよい方法です。
昇給の有無は、契約のときに会社が示すことになっています。「昇給あり」と書いてあるのに、実際は何年も上がらない、ということがないよう、実績も聞きましょう。
アルバイトの時給アップ
アルバイトやパートでも、「3か月ごとに評価して時給を上げる」など、決まりを持つ会社があります。応募のときに、いつ、どんな基準で上がるのかを聞いておくと、はたらく目標になります。
最低賃金が上がったときは、時給がそれを下回らないよう、会社が引き上げる必要があります。自分の時給が新しい金額以上か、確かめてみましょう。
よくある疑問
- Q. 昇給と昇格は、同じですか?
- ちがいます。昇給は給料が上がること、昇格は役職や等級が上がることです。昇格すると、責任が増えるぶん、給料も上がることが多いですが、かならずではありません。
- Q. ベースアップがあると、自分の給料も上がりますか?
- 会社の給料の基準が上がるので、多くの場合は上がります。ただし、上がる幅や対象は会社によってちがうので、自分がどうなるかは、会社の説明で確かめましょう。
- Q. 昇給がなかなかないときは、どうすればいいですか?
- まず、会社の昇給のルールと、自分の評価を、上司に聞いてみましょう。ルールがはっきりしないときは、会社に、決まりを説明してもらえるかを相談します。
求人を見るときのポイント
- 昇給は年に何回か、前の年はいくら上がったかを聞く。
- アルバイトの時給が上がる条件(何か月ごとなど)を確認する。
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