卒業後の道
高卒の就職で知っておきたい「学校推薦」「一人一社」と求人票の見方
ひとことで言うと
高校生の就職は、学校の推薦を受けて応募します。はじめは受けられる会社が1社だけ、という決まりがあります。求人票をよく読んで、納得してから決めましょう。
学校推薦と「一人一社」
高校生の応募は、学校が「この生徒を推薦します」と会社に伝えるかたちで進みます。応募するときは、先生と相談して、学校を通して書類を出します。
全国のルールでは、9月5日から応募ができ、9月16日から選考が始まります(日づけは毎年、国が発表します)。そのうち、応募できるのは1人1社だけ、という決まりが長く続いてきました。
近ごろは、このルールが見直されています。県によって、一定の時期から2社まで応募できたり、日づけがちがったりします。長崎県の今年のルールと日づけは、進路指導の先生に聞いて確かめてください。
求人票で見るところ
求人票には、仕事の内容、給料(初任給)、ボーナス、休日、勤務時間、働く場所などが書いてあります。同じ会社の求人でも、「何を」「どんな働きかたで」するのかは、くわしく読まないと分かりません。
とくに確かめたいのは、次のところです。給料に、残業代がふくまれているか(固定残業代)。休みは、年間で何日あるか。勤務地は、家から通えるか、転勤はあるか。寮や社宅があるか。試用期間があるか。
言葉の意味が分からないときは、このサイトの「はたらくことば図鑑」を使ってください。それでも分からないことは、先生や、職場見学のときに会社の人に聞いてみましょう。
応募する前に、見学に行く
夏休みの職場見学は、求人票だけでは分からない様子を知る、いちばんのチャンスです。働いている人の雰囲気、職場の広さや音、1日の流れなどを、自分の目で見られます。
気になったことは、メモしておいて、見学のときに質問しましょう。「入社1年目は、どんな仕事をしますか」「残業は、月にどれくらいですか」など、具体的に聞くと、答えもはっきりします。
よくある疑問
- Q. 一人一社だと、落ちたらどうなりますか?
- 選考の結果が出たあとに、別の会社に応募し直せることがあります。県のルールや時期はちがうので、不合格になったときの流れは、先に先生に聞いておくと安心です。
- Q. 内定をもらったあと、辞退はできますか?
- 辞退すること自体は、できます。ただし、学校や会社にも迷惑がかかるので、迷ったらすぐに先生に相談してください。決める前に、見学や質問で、不安をなくしておくのが大切です。
- Q. 求人票に書いてあることと、ちがったらどうなりますか?
- 求人票の内容と、実際の条件が大きくちがうときは、学校の先生やハローワークに相談できます。入社の前に、労働条件の書類をもらって、求人票と見くらべておきましょう。
求人を見るときのポイント
- 高校生の応募は、学校の推薦を受けて、学校を通して進める。
- 応募は、はじめは1社だけ。複数応募のルールは県や年で変わるので、先生に確認する。
- 求人票は、給料・休み・勤務地・固定残業代・試用期間を確かめる。
- 夏休みの職場見学に行って、気になることを質問する。
あわせて読みたい
次にできること
- 長崎の会社をさがす 仕事の中身や働く人の様子を、会社ごとに読めます。
- 時給・月給の計算ツール 最低賃金より下になっていないか、確かめられます。
- 学校・保護者の方へ 進路の相談や授業で使える案内です。
- 載せてほしい会社を教える 知っている会社やお店があれば、お知らせください。
法律や制度は変わることがあります。2026年10月に確認した内容です。くわしいことは、長崎労働局・ハローワーク・労働基準監督署などで確認してください。